【スズキ スイフト新型発表】サスペンションのチューニング

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【スズキ スイフト新型発表】サスペンションのチューニング
【スズキ スイフト新型発表】サスペンションのチューニング 全 3 枚 拡大写真
新型スズキ『スイフト』(1日発表・発売)のサスペンションは前・マクファーソンストラット、後・トーションビーム。全グレードとも、前サスペンションにトーションバー式スタビライザーが装備される。

サスペンションの型式自体は至ってコンベンショナルなものだが、チューニングは入念に行われている。前サスペンションはロアアームを取り付け剛性の高いL字型とし、ステアリングの剛性感、乗り心地を向上させている。

後サスペンションに採用されているトーションバーは設計やチューニングによって性能に大差が出る型式で、メーカーの腕が問われるところだが、スズキはブッシュやショックアブゾーバーの特性を、ヨーロッパ人スタッフによる実走行テストを繰り返すことで徹底的に煮詰め、高い性能を確保した。

ブレーキは全車、前がベンチレーテッドディスク、後がリーディング・トレーリング式ドラム。

キャリパーの剛性アップによってブレーキフィールを改善するとともに、ディスクの厚み、ベンチレーション孔の幅、ブレーキパッド面積を拡大し、高い耐フェード性を実現している。ブレーキパッドも旧型に比べ、摩擦係数の高いものが使用されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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