来シーズン、ルノーから参戦するジャンカルロ・フィジケラ。彼にとってルノーは新チームではあるが、ジョーダン、ザウバーと渡り歩く前にはベネトンに在籍したため、エンストーンにあるチームのファクトリーは彼にとってまさに古巣。
フィジケラはシートフィッテイングのために数年ぶりに古巣を訪れた(5日)。「とても感情的な一日だったよ。僕にとってエンストーンを訪問することは、故郷に帰ってきたようなもの」とフィジケラ。
「ファクトリーは規模が大きくなったし、働いている人の人数も多い。でもここの雰囲気は変わってない。メカニックやエンジニアのほとんどが3年前僕がいたころと同じだから、すぐに慣れたよ。戻ってこれてワクワクしていると同時に、すごく嬉しく思っている」
コクピット内部は数年前から基本がほとんど変わっていないとのことで、シートフィッテイングは順調に終了したよう。ルノーF1チームでのフィジケラの初テストは24日のバルセロナになる予定。