小学校教諭、スポーツ大会からの帰途に飲酒事故

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12日、静岡県沼津市内の国道で、交差点で信号待ちをしていた2台の乗用車に対し、後続の乗用車が追突する事故が起きた。警察ではこの乗用車を運転していた小学校男性教諭を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

静岡県警・沼津署によると、事故が起きたのは12日の午後11時40分ごろ。沼津市大岡付近の国道414号線の交差点で、赤信号のために右折レーンで停車していた乗用車など2台に対し、後方から直進してきた乗用車が接触した。

この事故で接触された側のクルマに乗っていた2人が軽傷を負っている。

通報を受けて現場に急行した同署員が、事故の原因となったクルマを運転していた男の呼気が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコールを検出。

本人も飲酒の事実を認めたため、道交法違反容疑で現行犯逮捕。業務上過失傷害容疑でも取り調べている。

逮捕されたのは、市内の小学校に勤務する43歳の男性教諭。調べに対し、この教諭は「教職員組合主催のバレーボール大会が終わった後、JR沼津駅近くの飲食店で同僚たちと酒を飲んだ。そこから家に帰る途中で事故を起こした」などと話しているという。

警察ではこの教諭が勤務する学校や教育委員会に逮捕の事実を報告するとともに、他の教職員がどのような手段で帰宅したのかについても任意で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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