【レガシィ3.0RスペックB試乗】その2 6速は2リッターに積むのか?

自動車 ニューモデル 新型車
【レガシィ3.0RスペックB試乗】その2 6速は2リッターに積むのか?
【レガシィ3.0RスペックB試乗】その2 6速は2リッターに積むのか? 全 3 枚 拡大写真
10月19日にスバル レガシィの3リッター6気筒モデルに追加された、レガシィ初の6速MTを搭載した『3.0RスペックB』。この3.0RスペックBは3リッターミディアムクラスのMT比率が高い欧州市場をメインマーケットに開発された、いわば欧州仕様の国内版だ。

日本導入にあたりミッションのギア比や足まわりの仕様変更は行なわず、欧州仕様と同一のスペックで国内市場にも展開されることになった。

ギア比は1速から4速までを比較的近いギア比のクロスレシオとし、高回転までのパンチ力を引き出している。そして5速と6速はアウトバーンなどの高速域でも対応できるように、ハイギアードな設定とすることで、高速道路での静粛性と燃費向上を図っている。

レガシィの開発責任者である、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー増田年男さんは「この6速MTは開発の仕上げの段階だけで、1年の期間を費やし完成度の高いMTを作り上げることができました。このMTは欧州でも高い評価をいただいております」とコメント。

次のマイナーチェンジでは4気筒への展開も気になるが、現状ではまだ決まっておらず、増田さんも「考えていないわけではないが、まだ優先順位の高いやるべき課題がある」と語る。重量やコスト、カタログ燃費の面などでも6速は不利にはなるので、4気筒への搭載には課題が多そうだ。

だが、レガシィはマイナーチェンジで大幅にポテンシャルを上げてくるのが通例。登場には時間はかかりそうだが、2リッター6速MTの可能性も大いに考えられる。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る