トレーラーが対向車線に…5台の多重衝突

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25日、岐阜県土岐市内の国道で、カーブを逸脱した大型トレーラーが中央分離帯を破壊して対向車線側に突っ込み、大型トラックと正面衝突する事故が起きた。後方でも回避が間に合わなかったクルマが次々と衝突。5台が関係する多重衝突に発展した。

岐阜県警・多治見署によると、事故が起きたのは25日の午前7時10分ごろ。土岐市泉町河合付近の国道19号線で、ドラム缶などを搭載した大型トレーラーが緩やかな左カーブを曲がらず、そのまま中央分離帯に向かって突進した。

トレーラーは中央分離帯を破壊して対向車線側に逸脱。対向車線を走行していた大型トラックと正面衝突した。また、このトラックの後方を走っていた乗用車や大型ダンプカーなど3台も回避が間に合わずに追突したり、路外に逸脱するなど、車両5台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で最初に事故を起こしたトレーラーを運転していた33歳の男性と、路外に逸脱した大型ダンプカーを運転していた49歳の男性が足の骨などを折る重傷。他の3台を運転していた3人も打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側2車線の緩やかなカーブで、逸脱したトレーラーから見た場合には左カーブとなる。トラックは内側車線を走っていたとみられるが、真っ直ぐ分離帯に向かって走っていることから、警察では居眠り運転を原因とした操作ミスの可能性が高いとみている。

《石田真一》

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