三菱自動車、米販売金融資産をメリルに売却

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車、米販売金融資産をメリルに売却
三菱自動車、米販売金融資産をメリルに売却 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業は27日、経営再建の一環として米国販売金融子会社が保有するローン債権などの資産の半分相当を米証券大手のメリルリンチに売却することで基本合意したと発表した。

三菱自動車の販売金融子会社、MMCAの保有総資産は約40億ドル(約4120億円)で、このうち20億ドル(約2060億円)程度を売却する。29日以降、MMCAの取引金融機関との手続きを経て、順次売却する。

三菱は2003年に米国で販売金融債権が大量に焦げつき、経営悪化の引き金になった。販売金融事業の建て直しは自力では困難と判断した。また、資産売却によって有利子負債の圧縮につなげる狙いもある。

三菱は今後の米国販売金融事業については、合弁会社の設立を検討中としており、メリルとの合弁設立でも近く合意の見通しだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  4. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る