三菱自動車、米販売金融資産をメリルに売却

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三菱自動車、米販売金融資産をメリルに売却
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三菱自動車工業は27日、経営再建の一環として米国販売金融子会社が保有するローン債権などの資産の半分相当を米証券大手のメリルリンチに売却することで基本合意したと発表した。

三菱自動車の販売金融子会社、MMCAの保有総資産は約40億ドル(約4120億円)で、このうち20億ドル(約2060億円)程度を売却する。29日以降、MMCAの取引金融機関との手続きを経て、順次売却する。

三菱は2003年に米国で販売金融債権が大量に焦げつき、経営悪化の引き金になった。販売金融事業の建て直しは自力では困難と判断した。また、資産売却によって有利子負債の圧縮につなげる狙いもある。

三菱は今後の米国販売金融事業については、合弁会社の設立を検討中としており、メリルとの合弁設立でも近く合意の見通しだ。

《池原照雄》

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