クラクションを鳴らされて大暴れ

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石川県警は5日、クラクションを鳴らされたことを激怒し、運転者に対して頭突きを食らわせて前歯を折るなどの重傷を負わせたとして、32歳の男を傷害の現行犯で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

石川県警・大聖寺署によると、事件が起きたのは5日の午前9時ごろ。加賀市山代温泉付近にあるコンビニエンスストア前の路上で、店内で買い物をしていた友人を呼ぼうと26歳の男性がクルマのクラクションを数回に渡って鳴らしたところ、店頭にいた男が突然歩み寄ってきて「おい、俺にケンカを売っているのか?」などと言いがかりをつけてきた。

男性は当初これを無視していたが、男が車体を蹴り始めたため、これを制止しようと車外に出たところで口論となった。口論はしばらく続いたが、男は男性に対して頭突きを行うなど大暴れ。男性は顔面に直撃を受け、前歯など3本を折る重傷を負った。

騒動を目撃したコンビニの店員などが警察に通報し、男は駆けつけた同署員に傷害の現行犯で逮捕されている。

取り調べに対し、この男は「クラクションを自分に向けて鳴らした」、「クルマの中からジロジロと眺めており、自分にケンカを売っているものと思った」などと供述している。

警察では男が自分の行動をクラクションによって阻害された結果、暴行に至ったという交通トラブル事件として捜査を開始したが、男の供述には不可解な点もあり、さらに捜査を続ける方針だ。

《石田真一》

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