11月過去最高…ETCの普及利用状況の速報

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11月26日から12月2日までのETCの普及・利用状況の速報が国土交通省道路局より発表された。それによると、11月1カ月間のETCのセットアップは約55万台と、過去最高を記録。今までの月間最高記録の倍。累計は約456万台となった。

理由は、日本道路公団などの道路公団が積極的に普及キャンペーンを行ったことだ。5250円の購入支援は、このキャンペーンを申し込んだユーザーにとって魅力あるものだったようだ。

確かに、安いものを利用しても本体購入・取付け費・セットアップ代の合計は2万円近い。そのうち、取付け費の5000円ほどが支援されるだけでも、家計の負担がかなり楽になる。

また、2005年3月から多数回数券のサービスが廃止される。それに匹敵する割引率はETCの前払い制度しかなく、今まで回数券を利用していたドライバーはETC取り付けを検討する。そういうような需要があるために飛躍的に数が伸びた。

また、11月26日から12月2日までの利用率は道路4公団平均で24.3%。利用台数は、全利用台数が約743万5000台に対して、約180万3900台。

4公団の中で利用率が最も高いのは、本四連絡橋公団の30.3%で、他の公団を抜きん出ている。利用台数は約2万6200台と4公団の中でもっとも少ないが、関西から西の普及率が低いことを考えると利用率はかなり高い。

利用率が低いのは阪神高速道路公団で18.8%。ただし11月の月間セットアップ台数では、大阪府が第3位、兵庫県もベスト10に入るなど、関西エリアもETCの普及が急激に進んでいる。

《編集部》

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