GM(ゼネラルモーターズ)とダウ・ケミカルは、水素燃料電池車の実用性と分散型発電の可能性を検証する共同プロジェクトの第2弾を開始したと発表した。
第1弾では、GM製燃料電池1個(単セル)で始まり、今回の第2弾ではテキサス州フリーポートにあるダウの製造施設に複数のセルを使用するパイロットプラントを建設する。
燃料電池を使った分散型発電の信頼性を実証するとともに、燃料電池から得られる電力の信頼性・安定性を高める研究を行う。
実験では、化学薬品製造の副生物の水素を燃料電池で電力に変えるプロセスについて発展的な検証を行っていく予定だ。