全国ネットでクルマの買い取りと販売を行なうガリバーインターナショナルは、消費者へより良いクルマ選びの指針を提供するべく開催した「ガリバー・Valueカーオブザイヤー2004」の結果を発表した。
ガリバー自動車流通研究所が市場動向を分析・調査した結果、「消費者にとって本当に価値のあるクルマ」に贈られる「Valueカーオブザイヤー大賞」は、トヨタ『ノア』に決定した。
本イベントは、今年初の車検を迎え市場に多く流通された2001年登場車種が対象車。ガリバー自動車流通研究所が、約45万件におよぶ最新相場データから算出したリセールバリュー、そして消費者の意見により、大賞を選出した。
2001年11月に発売されたトヨタ・ノアは2位以下に大差をつけた。ノアは5ナンバーサイズながら7人が余裕を持って移動できる空間をもつ点、そしてライバルに無い両側スライドドアを装備し、若い層にも受け入れられるスタイリングを用意した点が、評価された。
特別審査員として参加したヤンキース松井秀喜選手が選ぶ「松井特別賞」はホンダ『CR-V』。「NYで乗ってみたい。個人的には大きなクルマが好きです」と、松井選手。高めの車高に、ゆったりした室内が評価されたようだ。
そのほか……
●エクストラValue賞:トヨタ『ソアラ』---消費者投票で最も票を獲得。
●ランニングValue賞:ホンダ『フィット』---オーナーによる平均燃費の数字を元に燃費の良い=ランニングコストが安い車種。実燃費投稿で14km/リットル。
●ペストプライスValue賞:三菱『エアトレック』---ガリバー自動車流通研究所がオーナーの採点を元に「お買い得なクルマ」と推薦。
●フューチャーValue賞:ホンダ『エリシオン』---03年12月−04年11月に発売された新型車で、3年後のリセールバリュー予測数字が最も高い車種。
……がそれぞれ受賞した。