【東京オートサロン05】マツダスピード アテンザ…「二面性」を追求

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【東京オートサロン05】マツダスピード アテンザ…「二面性」を追求
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東京オートサロン(1月14日-16日幕張メッセにて開催)で一般公開される『マツダスピードアテンザ』。4気筒エンジンにターボを組み合わせ、4WDを採用するパッケージは三菱『ランエボ』や、スバル『インプレッサ』と同じようにも見えるが……。

実際にはどのようなクルマなのだろうか。マツダスピードアテンザ開発主査の大本誠一さんに話を聞いた。

「マツダスピードアテンザにはターボと4WDが採用されていますが、それはトップエンドの性能を追求するためではなく、アテンザが持つベースのパフォーマンスを全体的に引き上げ、洗練された走りを実現するためのものです」

「足回りもパワーアップに合わせて強化し、18インチタイヤを装着していますが、乗り心地は悪くなってはいません。足がよく動き、路面を捉えるセッティングになっています」と語る。

ではマツダスピードアテンザは完全に大人を意識したセダンなのだろうか。

その質問に対して大本さんは「基本的には大人のセダンといっていいでしょう。ですが、これだけ走りのための装備を持っていますので、当然スポーティな味付けも忘れていません」と説明する。

「6MTは1速から4速をクロスレシオ化していますし、ペダルもヒール&トウがしやすい形状になっています。普段は紳士的に走ることができ、スポーツ走行が可能な状況になった時には、走りを楽しむことができる二面性を持ったクルマに仕上がっています」

発表された資料の中でも、0-100km/h加速は6.6秒と記されている。これはミドルサイズセダンでは相当に速い数値。2000回転付近で最大トルクの大部分を発揮するフラットトルクのエンジンだが、6速ミッションを駆使し、上手にトルクバンドを使うことで、スポーツ走行にも対応したエンジンに仕上がっているようだ。

《岡島裕二》

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