検問突破は脇見運転だった…警官をはねる

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13日、茨城県水戸市内の市道交差点で、暴走していたバイクを検問で抑止しようとした巡査がバイクにはねられ、左足骨折の重傷を負う事故が起きた。

警察ではバイクを運転していた26歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕している。

茨城県警・水戸署によると、事故が起きたのは13日の午前2時ごろ。水戸市宮町1丁目付近の市道で、同署が飲酒運転取り締まりなどの交通検問を行っていたところ、爆音を立てながら接近してきた1台のバイクを同署・地域課の25歳巡査などが発見した。

停止命令役の別の署員がこのバイクに対して停止するように求めたが、バイクは再加速を行ってこれを突破しようとした。このため巡査は進路を塞いで抑止しようとしたが、バイクは巡査をそのままはねた。

バイクは直後に転倒し、男はなおも逃走しようとしたが、警察官に取り押さえられた。巡査は病院に運ばれたが、左足の骨を折る重傷。そして男はバイク免許を持っておらず、業務上過失傷害と道交法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕されている。

取り調べに対し、男は「脇見をしていて検問の存在に気がつかなかった。故意にやったわけではない」と供述。検問突破未遂については全面的に否認している。

《石田真一》

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