【デトロイトモーターショー05】メタワン でマーキュリー復活

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトモーターショー05】メタワン でマーキュリー復活
【デトロイトモーターショー05】メタワン でマーキュリー復活 全 5 枚 拡大写真

フォードはマーキュリーブランドからかねてより噂の『メタワン』コンセプトをデトロイトモーターショーで発表する。数年前にはブランドの廃止まで考えられていたマーキュリーにとっての起死回生のモデルとなることが狙い。

メタワンはフォード『フリースタイル』クロスオーバーとプラットフォームを共有しているが、デザインはよりモダンで未来的だ。特に特徴的なヘッド/テールランプは「宝石のような」と形容される。

インテリアは自由度が高く、「走るリビングルーム」というコンセプト。リアシートにはアップル『iBook』が「標準装備」されている。また、ハイテクを駆使したセンターコンソールも、「大型の『iPod』」のようなデザインだ。コンピュータとシリウス・サテライトラジオ導入により、ドライバーはオーディオ、ビデオ、ウェブなどの様々な情報にアクセスできる。

また安全装備として、前方センサーによる自動ブレーキ、自動方向修正なども含まれる。

しかも、もし市販化されれば、メタワンは世界初の「パーシャル・ゼロ・エミッション」(部分的無公害)ディーゼルエンジン搭載のクルマとなる。ディーゼルハイブリッド・ユニットは出力248HP、トルク427フットポンドで、フォードの現行V10エンジンよりもパワフルなものとなる。

現在考えられる限りの技術の粋を集めたメタワン、市販バージョンがどのような形で出るのかに注目が集まりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る