【パリダカ05】レグ7…最長SSで篠塚クラッシュ、リタイア

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【パリダカ05】レグ7…最長SSで篠塚クラッシュ、リタイア
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ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2005/通称パリダカ)は6日、モーリタニア国内のズエラット−ティチット間で、パリダカ2005最長、660kmのSS(スペシャルステージ、競技区間)を開催した。

マラソンステージは砂嵐が吹き荒れ、参加者を苦しめた。SSトップはステファン・ペテランセル(三菱パジェロエボリューション)。2日続けてのSSトップで、総合順位を1位に上げた。

増岡浩(三菱パジェロエボリューション)はSS5位で、総合9位まで戻って来た。「今日はそれほどハードではなかった。ダカールラリーはいつもこのようなハードな設定があるものだ。最も大切なのはクルマをていねいに扱うことだった。今はチームのために走っているが、毎日数分ずつでも積み重ねて行けば、総合トップにだって戻れる」

97年のウィナー、篠塚建次郎が120km地点で激しくクラッシュ、リタイアした。篠塚とコドライバーのマスカル・メモンはヘリコプターでティチットに搬送された。メモンが背中と首に軽い痛みを訴えているほかは無事のようだ。

翌7日のティチット−ティジクジャ間のSSは、予定の520kmを最初の130kmのみに短縮、残りをリエゾン(移動区間)とすることが決まった。走行距離は538km。またスタートも遅らされる。

■1月6日 第7レグ
ズエラット(モーリタニア)−ティチット(モーリタニア)
SS:660km
リエゾン:9km
走行距離:669km

■SS6リザルト
順位:ドライバー(マシン)/タイム※1
1:ペテランセル(三菱パジェロEvo. ※2) 8時間21分57秒
2:アルアティヤー(BMW X5) 25分40秒
3:クラインシュミット(VWトゥアレグ) 26分07秒

■総合順位
順位:ドライバー(マシン)/タイム※1
1:ペテランセル(三菱パジェロEvo. ※2) 17時間51分47秒
2:アルファン(三菱パジェロEvo. ※2) 21分32秒
3:クラインシュミット(VWトゥアレグ) 22分44秒
4:アルアティヤー(BMW X5) 22分53秒
5:スーザ(日産ピックアップ) 1時間52分49秒
6:ロマ(三菱パジェロEvo. ※2) 2時間29分7秒
7:ドゥビリエ(日産ピックアップ) 2時間33分56秒
8:アンラール(VWトゥアレグ) 2時間47分51秒

9:増岡浩(三菱パジェロEvo. ※2) 3時間30分00秒

■トラック総合順位
順位:ドライバー(マシン)/タイム※1
1:カビロフ(カマズ4911) 23時間11分03秒

※1:2位以下はトップとの差
※2:Evo. =エボリューション
※現地6日21:38時点で、ゴールしていない競技車多数

《高木啓》

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