バイク通勤の発覚を恐れ、ひき逃げ

自動車 社会 社会

大阪府警は11日、併走していた自転車をバイクで追い越そうとした際に接触し、64歳の男性に重傷を負わせたまま逃走していた26歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

大阪府警・茨木署によると、この事故は8日の早朝に発生している。同日の午前5時55分ごろ、茨木市新堂付近の市道で、64歳の男性が自転車で走行していたところ、後方から接近してきたバイクが追突した。

男性はその場で転倒。胸部を強打して肋骨を折る重傷を負ったが、バイクはそのまま現場から走り去った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から同市内に住む26歳の男が関与した可能性が高くなり、任意で事情を聞いていたところ、自身が運転するバイクで男性の自転車を追い越そうとした際に接触したことを自供したため、業務上過失傷害と道交法違反容疑で逮捕した。

取り調べに対し、この男は「勤務先ではバイクによる通勤を禁止しており、事故を起こしたことによってそれが発覚することを恐れて逃げた。気が動転していた」などとも供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る