大阪府内のひったくり件数、29年連続でワーストに

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大阪府警は19日、昨年1年間に大阪府内で発生したひったくり事件の認知件数が6403件となり、29年連続で都道府県別全国ワーストを記録していたことを明らかにした。

発生件数自体は前年よりも確実に減少しているが、他県も同様の傾向を示しているため、ワーストの座を不名誉にも更新する結果となった。

これは大阪府警・街頭犯罪総合対策本部が明らかにしたもの。昨年1年間に大阪府内で発生したひったくり事件の認知件数は6403件で、2003年の7820件と比較した場合には18.1%の減少となった。

大阪府警では2004年の目標として、「ひったくり事件の被害件数を7000件以下にする」という目標を掲げており、これについては達成することに成功している。

だがその一方で「全国ワーストからの脱却」という目標については果たすことができず、なんと29年連続の全国ワーストとなってしまった。

これについて大阪府警では「常習性のある容疑者の検挙が進んだこともあり、被害件数は確実に減少したが、他の都道府県でも同様の結果となったため、全国ワーストからの脱却を果たすことはできなかった」とコメントしている。

《石田真一》

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