矢野経済研究所は25日、エアバッグなどに使われる加速度センサーや車両安定化装置に使われる角速度センサーの市場動向調査の結果を発表した。
加速度センサーの2004年度の出荷金額は前年度比14.8%増の521億円に達する見込みだ。
加速度センサーはエアバッグの搭載比率の上昇ともに需要が高まっている。特にサイドエアバックの搭載比率が欧州を中心に高まっており需要の拡大傾向が続いている。
角速度センサーは車載用では車両の挙動を安定化させる装置に搭載されており加速度センサー同様に需要が拡大している。04年度の出荷金額は前年度比8.6%増の730億円になる見通しだ。