日本酒4合を飲んで消防車を運転…男を書類送検

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岡山県警は25日、酒を飲んだ後に消防車を運転して路肩の側溝にタイヤを落とす事故を起こし、1人に軽傷を負わせたとして、吉井町内の消防団に所属する33歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で同日までに書類送検した。

岡山県警・瀬戸署によると、問題の事故は今月9日に発生している。同日の午後3時20分ごろ、吉井町塩木付近の県道で、同町の消防団に所属する33歳の男が運転する普通ポンプ消防車が路外に逸脱、側溝に車輪を落として山肌に接触。

助手席に乗っていた32歳の団員男性が頭の一部を切る軽傷を負った。

後の調べで、運転していた団員は同日午前から行われた消防出初め式に出席した後、他の団員5人と吉井町内の焼肉店を訪れ、日本酒4合(720ミリリットル)を飲酒していたことが発覚。

事故は飲酒後、消防車を運転して消防団の車庫に戻る途中に起きていたことがわかった。

現場で確認されたアルコール量は酒気帯び相当量だったが、警察では日本酒を4合飲んだという点を重視。

当初から飲酒運転に至ることを承知の上で、焼肉店には消防車で乗りつけているなど、故意とも受け取れる部分が多々あったとして厳しく対処することを決め、今回の送検を実施したという。

《石田真一》

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