ホンダ第3四半期決算…円高に泣く増収減益

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ホンダ第3四半期決算…円高に泣く増収減益
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ホンダが発表した2004年第3四半期(9−12月期)の連結決算は、売上高が前年同期比7.1%増の2兆1338億円となり、第3四半期として過去最高になった。主に海外での販売が好調だった。収益面では円高ドル安で同6.9%減の1576億円と減益になった。

売上台数は二輪車、四輪車は第3四半期として過去最高だった。

二輪車はアジアの完成車やアジア向け海外生産用部品が好調で同4.9%増の248万3000台、四輪車が中国向けの海外生産用部品の好調で同9.4%増の81万7000台と好調だった。汎用事業は欧州で低迷し、同1.9%減の104万4000台だった。

営業利益は為替差損111億円や販売費、一般管理費の増加で減益となった。税引前利益は同7.7%減の1879億円だったが、関連会社持ち分利益が同17.5%増の293億円あったため、当期純利益は同0.2%減の1507億円だった。

一方、2005年3月期連結決算見通しは、二輪車1052万5000台、四輪車325万台、汎用536万台と全て過去最高となる見通し。ただ、為替影響などで、売上高は前回予想よりも400億円マイナスの8兆6500億円に修正した。営業利益は500億円増の6250億円となる見通し。当期純利益は前回予想より330億円増の4800億円と過去最高の見通し。

《レスポンス編集部》

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