アメリカでの1月の新車販売台数は、業界の期待は下回ったものの、全体で昨年比3%程度上昇、年間の販売台数予想は昨年と同レベルの1670万台となった。
しかしメーカー別に見るとその結果は様々で、全体として日本車が伸びビッグ3を圧迫、という図式は変わらない。
中でも昨年同月比で17%もの伸びを見せたのが日産。ゴーン効果か。またトヨタも6%増と相変わらず順調だが、ホンダは4%減となっている。スバルは続伸だが、気になるのは三菱の60%減という数字。
一方ビッグ3だが、GMとクライスラーはわずかながら増、フォードは12%減、という報告。
このほか伸びを記録したのはヒュンダイ、BMWで、メルセデスベンツは20%減となっている。
昨年日本車全体のシェアが34%となり、危機感を強めているビッグ3だが、この調子だと今年中に日本車シェア40%達成もあり得る、というのが現状だ。