警察の捜査車両、事故を起こした男に強奪される

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3日、福岡県北九州市小倉北区内で、衝突事故の現場に出動していた警察車両が、事故を起こした容疑者の男に乗り逃げされるという事件が起きた。別のパトカーが追跡し、約10分後に窃盗容疑で逮捕されている。

福岡県警・小倉北署によると、事件が起きたのは3日の午後9時25分ごろ。これより約30分前の同日の午後8時50分ごろ、北九州市小倉北区内で赤信号を無視した軽トラックが交差点に進入し、乗用車2台と相次いで衝突する事故が起きた。

通報を受けた同署員5人がパトカーと事故捜査用のワゴン車に分乗して現場に向かい、検証作業を開始したところ、事故の発端となったクルマを運転していた35歳の男が突然走り出し、警察のワゴン車の運転席に乗り込み、急発進して現場から逃走した。

もう1台のパトカーがただちに追跡を開始するとともに、無線で応援を要請。男は事故現場から約10km離れた北九州市八幡西区で機動捜査隊のパトカーに発見され、窃盗の現行犯で逮捕されている。

取り調べに対し、この男は意味不明の言動を繰り返したり、大声で叫ぶなどの行為を繰り返しており、警察では刑事責任能力の有無についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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