【日産カーウイングス】ユーザーの声を早速フィードバック

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【日産カーウイングス】ユーザーの声を早速フィードバック
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日産自動車は、同社のテレマティクスサービス『カーウイングス』の会員向けWebサイトで提供しているドライブ計画のページの一部改良を行い、その使い勝手を向上させた。今月1日から改良済みサービスの提供を開始している。

日産カーウイングス会員向けのWebサイトについては、昨年12月中旬に大規模なリニューアルを行っている。それからわずか2カ月。今回の改良は“なに”を“どのように”行ったのか。

これについて、日産自動車でカーウイングスサービスを担当するプログラム・ダイレクターオフィスの原航介さんは「大規模リニューアルの後にお客様から寄せられた要望を反映させる目的で実施しています」と説明する。

今回の改良については“ショートリニューアル”と呼ばれており、クルマで言えば“ランニングチェンジ”といったところ。仕様変更を伴わず、構成する部品の一部を変えることで使い勝手を上げるような非常に細かな改良となる。

例えばドライブ計画ページでは、これまで電話番号による検索が一番上だったのを、施設名検索をトップ項目に持ってくる改良を行っている。これまではナビでの使用実態に合わせていたが、パソコンを使った場合、施設名を直接入力して検索する人の方が多いことがサービス開始後に判明したからだ。

「クルマ側の改良には時間も必要ですが、Webについては比較的柔軟に改良を行うことができます。ITとクルマは時間軸が違いますし、現状で出来ることは積極的にやっていきたい。使ってもらうことで初めてわかることもあり、今後も半年毎の大規模なリニューアル、それを補完する小規模なリニューアルを実施していきたいと思っています」と原さん。

テレマティクスサービスについては、使いやすいインターフェイス(ハード面)を用意することもちろん、それを活かすソフト面の充実が全体の使いやすさを決めていく。

ユーザーの声をしっかりとフィードバックさせ、しかも短期間でそれを反映させるという“攻め”の姿勢には、カーウイングスを育てていこうという日産自動車の熱意も感じる。

《石田真一》

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