シカ猟のハンター、乗用車を誤射

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8日、北海道浜中町内の道道で、走行中の乗用車がハンターに誤射される事故が起きた。運転していた男性にケガは無かったが、ライフル弾はクルマの後部フェンダーを貫通しており、重大事故に発展する可能性もあった。

北海道警・厚岸署によると、事件が起きたのは8日の午前11時20分ごろ。浜中町散布村散布付近の道道を乗用車で走行していた70歳の男性から「クルマをライフルで撃たれたようだ」との通報が寄せられた。

男性はクルマを運転中、後部フェンダーから響いた異様な音と衝撃に気づいて急停車。車外に出て確認したところ、後部フェンダーの右側面に2cmの、左側面には4cmの穴が開いていることを発見した。

近くではエゾシカ猟に訪れたハンターがおり、男性は誤射された弾丸がクルマを貫通したものと判断。警察に届け出た。男性にケガは無かったが、タイミングがわずかに早ければ重大な事故に発展していた可能性もあった。

警察では鳥獣保護法違反容疑で付近にいたハンターから事情を聞くとともに、撃たれた銃弾が何なのかの特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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