シカ猟のハンター、乗用車を誤射

自動車 社会 社会

8日、北海道浜中町内の道道で、走行中の乗用車がハンターに誤射される事故が起きた。運転していた男性にケガは無かったが、ライフル弾はクルマの後部フェンダーを貫通しており、重大事故に発展する可能性もあった。

北海道警・厚岸署によると、事件が起きたのは8日の午前11時20分ごろ。浜中町散布村散布付近の道道を乗用車で走行していた70歳の男性から「クルマをライフルで撃たれたようだ」との通報が寄せられた。

男性はクルマを運転中、後部フェンダーから響いた異様な音と衝撃に気づいて急停車。車外に出て確認したところ、後部フェンダーの右側面に2cmの、左側面には4cmの穴が開いていることを発見した。

近くではエゾシカ猟に訪れたハンターがおり、男性は誤射された弾丸がクルマを貫通したものと判断。警察に届け出た。男性にケガは無かったが、タイミングがわずかに早ければ重大な事故に発展していた可能性もあった。

警察では鳥獣保護法違反容疑で付近にいたハンターから事情を聞くとともに、撃たれた銃弾が何なのかの特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  4. 【スズキ クロスビー 改良新型】「革の表現」にもこだわりあり、「チルタイムを満喫できる」インテリアとは
  5. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る