逸脱で4人死傷…通報が早ければ助かったか

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13日、広島県福山市内で乗用車が河川敷に転落する事故が起きた。この事故により、クルマに同乗していた3人が死亡、1人が意識不明の重体となっている。

広島県警・府中署によると、事故が起きたのは13日の午前4時20分ごろ。福山市駅家町坊寺付近の市道で、21歳男性の運転する乗用車が道路を逸脱。服部川に架かる坊寺大橋のたもとから約8m下の河川敷に転落。そのまま川を乗り越えて対岸の護岸に激突した。

この事故でクルマは大破し、運転していた男性と、同乗していた17歳と18歳の女性が頭を強打して死亡。同乗していた別の21歳男性が意識不明の重体となっている。

事故の発生は未明で、近隣の住民はクルマのブレーキ音と激突音を聞いていたが、この際には通報が行われず、発見されたのは事故から約2時間が経過した午前6時15分ごろだった。

死傷した4人の状況からは、救助が早ければ一命を取り留めた可能性もあり、警察では通報が遅れた原因についても調べを進める方針だ。

現場は片側1車線の緩やかなカーブで、警察では速度超過が事故の原因ではないかとしている。

《石田真一》

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