【チャイルドシートアセスメント】取扱説明書も重要なチェック項目

エコカー 燃費
【チャイルドシートアセスメント】取扱説明書も重要なチェック項目
【チャイルドシートアセスメント】取扱説明書も重要なチェック項目 全 5 枚 拡大写真

チャイルドシートは「正しく装着する」ことで安全性を発揮するアイテムだ。だが、この「正しく装着」というのは意外に難しいものなのだ。

自動車事故対策機構やJAFの調査でも、「正しい方法で装着されていないシート」が数多く見つかっている。誤った取付方法は安全性を損ない、子供の命にも関わってくる。

チャイルドシートを正しく取り付けるためには、その方法を熟知する必要がある。取付方法をわかりやすく表現した取扱説明書は必要不可欠だが、適切に説明されているかどうかもチャイルドシートアセスメントでは評価の対象になっている。

これは“使用性評価試験”と呼ばれるもので、「取扱説明書がわかりやすく書かれているか」、「本体にシート取付方法や、子供の乗せ方を説明するステッカーなどは貼り付けられているか」、「リクライニングや回転機構はわかりやすいか」など、1シートあたり平均24−25の項目について、複数人でチェックを行う。

チェックはシートを箱から取り出す時点から開始。チャイルドシートを実際にクルマに装着、子供を着座させるところまで続く。報道公開で行われたのはデモなので、説明書のチェックは省かれたが、本体チェックだけでも「かなり細かいな」という印象を持った。

メーカーによって多少の差異はあるものの、説明書や本体に貼り付けられたステッカーの記載内容を充実化させるという動きは確実に進んでおり、調査する側としてもチェックすることの意義が感じられる部分だという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る