21日、山口県宇部市内の農道で、幼稚園送迎用ワゴン車が路外に逸脱し、下を流れる川に転落する事故が起きた。この事故で園児4人を含む6人が軽傷を負い、病院で手当てを受けている。
山口県警・宇部署によると、事故が起きたのは21日の午前7時30分ごろ。宇部市西岐波付近にある農道で、同市内にある幼稚園の送迎用ワゴン車が凍結した路面でスリップして路外に逸脱、約3m下を流れる川に転落した。
この事故でワゴン車に乗っていた園児5人のうち、6歳の男児2人と5歳の女児2人が顔などを打撲する軽傷。引率していた38歳の女性教諭と、61歳の男性運転手も腕などを打撲。それぞれ近くの病院で治療を受けている。
現場は幅員約6mの農道で、事故当時は早朝から降り積もった雪で路面がシャーベット状になっていた。ワゴン車にはスタッドレスタイヤが装着されていたという。
警察では運転していた男性がハンドル操作を誤った可能性が高いとして、業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。
