ETCカード未挿入お知らせアンテナ…首都高が運用開始

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ETCカード未挿入お知らせアンテナ…首都高が運用開始
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首都高速道路公団では2月28日、「ETCカード未挿入お知らせアンテナ」の運用を3月1日までに順次開始すると発表した。料金所手前で、正確にETCカードが装着されていない場合、そのことをETC車載器に案内するシステムだ。

未挿入や挿し込み不足でなど正しくETCカードが装着されていない場合、「ETCを利用できない」とETC車載器が案内する。その場合、ユーザーは一般または一般/ETC併用レーンを利用する。

もし警告の原因がカード未装着だけならば装着し直せばETCレーンを利用できるわけだが、ほかの故障も考えられるので、警告が出た場合には一般または一般/ETC併用レーンを利用することになる。

アンテナは北上野本線料金所、白金本線料金所、永福本線料金所、志村本線料金所、錦糸町本線料金所、大井本線料金所、湾岸浮島本線料金所、大師本線料金所、狩場本線料金所の9カ所の本線料金所の手前500m−3kmに設置している。

カード未装着が原因か料金所で立ち往生するクルマが時折いるが、後続車への迷惑になるだけでなく追突などの事故を誘発する原因となる。

ETC利用率が35%を超え、ETCが利用できないクルマがETC専用レーンで立ち往生することを避けることの重要性が増してきた。「ETCカード未挿入お知らせアンテナ」はその要因を減らすタイムリーな対応といえるだろう。

《編集部》

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