【富士スピードウェイ 落成】熱いバトルが増えそう

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【富士スピードウェイ 落成】熱いバトルが増えそう
【富士スピードウェイ 落成】熱いバトルが増えそう 全 3 枚 拡大写真

新装なった富士スピードウェイはじめ“ティルケ・サーキット”のひとつの特徴は、マレーシア・セパンなどのような広いコース幅にある。富士のコース幅も15-25mが確保されており、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを奨励することになるだろう。

コースの平滑性の高さが富士の自慢のひとつだ。今回取得したFIA「グレード1」の基準は、4mの舗装面で±3mm以内の平滑性だが、富士は4mの舗装面で±1mm以内という精度を実現。これはティルケ社の基準の±2mmをも超える高水準なのである。

安全面では、ランオフエリアの面積拡大化と鋪装拡大化が特徴。グラベルで止めてしまうのではなく、コースオフ車両のタイヤのグリップが回復してそのまま再走できる余地を多く残したわけだ。

これによって、スピンやオーバーランがクラッシュやリタイアに直結する度合いは低まるだろう。ドライバーにとってみれば、「仕掛けてみよう」という意志を喚起する方向に作用するため、これもバトルを増やす作用として期待できる。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る