停車して退避した対向車にバスが突進

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2月25日、岐阜県岐阜市内の県道で、路線バスと対向の乗用車が接触する事故が起きた。57歳のバス運転手からは酒気帯び相当量のアルコールが検出されたため、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕している。

岐阜県警・岐阜北署によると、事故が起きたのは2月25日の午前6時30分ごろ。

岐阜市鷺山付近の県道で、岐阜バスが運転する路線バス(JR岐阜駅発、岐阜大学病院行き)が、道路右側に停車した23歳男性の運転する乗用車と接触した。互いのクルマは小破したが、バスの乗客乗員や対向車の運転者にケガは無かった。

通報を受けて駆けつけた同署員が双方の運転者から事情を聞いていたところ、バス運転手の呼気が酒臭いことに気づいた。

署員がアルコール検知を実施したところ、57歳のバス運転手からは酒気帯び相当量(呼気1リットルあたり0.15ミリグラム)を超えるアルコール分を検出。運転手自身も前夜に自宅でビールや焼酎などを飲酒したことを認めたため、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

現場は幅員約5mの比較的狭い道路で、対向車を運転していた男性は「すれ違うことができない」と判断。クルマを止めてバスの通過を待っていたが、バスはそのまま自分のクルマにぶつかってきたという。

《石田真一》

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