【ジュネーブモーターショー05】マツダ ロードスター、RX-8と同じ生産ライン

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー05】マツダ ロードスター、RX-8と同じ生産ライン
【ジュネーブモーターショー05】マツダ ロードスター、RX-8と同じ生産ライン 全 6 枚 拡大写真

ジュネーブモーターショーで発表された新型マツダ『ロードスター』/欧州名『MX-5』は、「手頃に乗れるロードスター」のコンセプトも先代から継承している。 

【画像全6枚】

エンジンは鋳鉄ブロックの従来型から、アルミブロックの「MZR」1.8と2.0リットルと変更。200ccアップしたエンジンサイズにも関わらず、エンジン単体の軽量化を図り従来型よりも軽いエンジンができ上がった。

「前後重量配分は、もちろんマツダのスポーツモデルに共通する50対50。重量物はセンターに、そして低重心に、が基本」との、車両開発の山本修弘氏の言葉は、初代から受け継ぐマツダの“走りのDNA”へのこだわりだ。

サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン形式を継承し、リアはダブルウィッシュボーンからRX-8と同じ5リンク式へと変更された。

製造ラインもRX-8と共有し、宇品の第一工場で夏前には生産開始を予定しているという。これは、「手頃な価格で販売する為に、生産ラインをRX-8と共通化してコストを抑えた」ことに起因する。

しかし、「同じ形式のサスペンションだが、ジオメトリー等が全く異なるので、部品単体は別物になる」とのこと。いっぽうこれにより膨大にあるRX-8のサスペンションデータを使用することも可能になったわけだ。 

新型はわずかながらのプライスアップはあるようだが「手軽に乗れるロードスター」のコンセプト継承の意味でも、殆ど価格上昇無しで市場に登場する模様。現行の最大のマーケットであるアメリカで秋口に発売開始され、順次、日本とヨーロッパ市場でも販売が始まる予定だ。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る