スズキは『スイフト』の動力伝達装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は00年9月から02年5月までに生産した983台。
これらのクルマでは、手動変速機(MT)付きの四輪駆動車において、トランスミッションケースとトランスファーケースのクリアランス設定が不適切で、組み付け状態によっては干渉しているものがある。その場合、デファレンシャルサイドベアリングに過荷重が加わり、ベアリングが破損することがある。
使用を続けると、ベアリングの破損片でオイルシールが損傷しオイルが漏れ、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。