国土交通省は8日、次世代道路サービス提供システムに関する官民共同開発を実施する「次世代道路システム共同開発事務局(ITR事務局)」を開設したと発表した。事務局は東京都中央区築地に、2月25日に開設された。
ITS技術を統合して組み込んだ「スマートウェイ(知能道路)」の実現に向けた取り組みの推進に向け、2004年8月には「スマートウェイ推進会議」(国土交通省)から「ITS、セカンドステージへ」が提言された。
スマートウェイ推進会議では、セカンドステージ実現のために作業部会を設置、提言された方策を推進するための具体的検討を行ってきた。そのために官民共同研究を行うこととなり、その研究機関が次世代道路システム共同開発事務局である。
同事務局が共同研究で対象とするサービスは「公共駐車場決済サービス」「道の駅等情報接続サービス」「道路上における情報提供サービス」の3種類としている。