フェラーリ、ブラウン「もう少し攻撃的なタイヤでもよかった」

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フェラーリ、ブラウン「もう少し攻撃的なタイヤでもよかった」
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F1オーストラリアGP決勝、ブリヂストンタイヤ・ユーザーでは、ルーベンス・バリケロ(フェラーリ)が2位でゴールし、表彰台に登った。「11番スタートを考えれば上出来の結果」とフェラーリのテクニカル・ディレクター、ロス・ブラウン。

チームメイトのミハエル・シューマッハはニック・ハイドフェルド(ウィリアムズ)と接触、コースアウトしてレースを終えた。ジョーダンとミナルディの新人ドライバー4人のうち3人が完走を果たし、貴重なレース経験を積むことができた。

ブリヂストンの菅沼寿夫モータスポーツ・テクニカル・マネージャーは「我々が進んできた開発の方向性が正しいことが証明された」とコメント。

「タイヤはフェラーリの両マシンで高いパフォーマンスを発揮し、最初から最後までそのパフォーマンスは安定していた。また、ジョーダンの新人ドライバー2人が完走したことはとてもうれしい。彼らは我々の開発を支援してくれるものと確信している」

いっぽうフェラーリのブラウンは「ルーベンスのレース展開は素晴らしかった。実は15周を過ぎた頃にマシントラブルが起きた。チームスタッフが良い作戦を選び、タイヤもそれに見合った性能を発揮した」と語る。

「予選順位を考えれば上出来の結果だ。我々が使ったマシンが旧型であることを忘れてはならない。もう少し攻撃的なタイヤスペックを選択してもよかっただろう」

《高木啓》

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