三菱ふそうの補償問題で、ダイムラーと三菱自動車が最終合意

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三菱自動車とダイムラークライスラーは、三菱ふそうトラック・バスの補償問題で最終合意に達して、10日に発効したと発表した。

品質問題、リコール対応で、ふそうに想定外の損失が生じたとして、ふそう株式を売却した三菱自動車に対してダイムラークライスラーが損失補償を求めていた。両社は2月8日に補償について大まかな内容で合意、今回最終的に合意して契約を締結した。

損失補償では、三菱自動車が保有するふそうの全株式20%をダイムラークライスラーに譲渡するが、三菱自動車とダイムラークライスラーは日常業務での協力を継続する。また、三菱自動車がダイムラークライスラーに補償金を支払う。補償金額については非公開としている。

このほか、三菱自動車の欧州生産工場のネッドカー株式をダイムラークライスラーへ譲渡することに関しては、協議を中止する、というのが合意の主な内容。

三菱自はふそう株全てを手放すことになり、資本提携を解消する。今回の損益の影響は1月28日発表の業績見通しに織り込んでおり、修正は無い。

《レスポンス編集部》

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