ホンダは、空冷4ストローク単気筒230ccエンジンを搭載したオンロード、オフロードのデュアルパーパスモデル『XR230』を25日から発売する。
新型車のXR230は、「エンジョイ・ライト級、マイ・ファーストオフロード」をコンセプトとして開発した。
スタイリングをモトクロス競技専用車イメージの前後フェンダーやタンクシュラウド、サイドカバーを採用した。スリムな車体と805mmの低シート高により、優れた足つき性を実現した。小柄な体格の人でも、初心者からベテランまで、幅広い層の用途に使用可能なモデルに仕上げた。
エンジンは、軽量コンパクトな空冷4ストローク単気筒230ccエンジンを搭載、低中速域などの常用域で扱い易いものとするため、トルクを重視した設定にした。セルフスターターも装備した。
足回りには、リアに独自のプロリンク・サスペンションを採用、軽量なアルミ製のスイングアームと組み合わせることで、オフロードでの高い走破性を発揮する。フレームは、本格的なオフロード走行に対応する新設計のセミダブルクレードルフレームを採用した。
ブレーキは安定した制動力とコントロール性に優れた油圧式ディスクブレーキを前・後輪に採用した。
カラーリングは、モトクロス競技専用車のCRFシリーズをイメージしたエクストリームレッドとブラックの2色を設定した。
価格は42万円。