【ジュネーブモーターショー05】タイレルでもパンサーでもなく

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー05】タイレルでもパンサーでもなく
【ジュネーブモーターショー05】タイレルでもパンサーでもなく 全 3 枚 拡大写真

6輪のスポーツカーといえば、パンサーやF1の“タイレル”P34を思い出す人も多いだろう。しかしPMIコヴィーニ『C6W』は、最新のテクノロジーから導き出されたデザインのスーパーGTなのだ。

C6Wを発表したコヴィーニ・エンジニアリング社は、1978年に創業されたイタリアの技術開発会社で、公表できる最近の実績としては、軽量ヘリコプターやキャラウェイ・コルベットの開発協力がある。C6Wは同じくイタリアの建機メーカー、PMI社とのジョイントベンチャーで開発されている。

C6Wの寸法は全長4180mm、全幅1990mm、全高1080mmで、乾燥重量は1150kgと発表されている。

前輪は15インチのホイールが4つ。そのメリットは? 「前面投影面積の縮小や、タイヤ接地面積の増加によるコーナリング時の安定性の増加」だと説明するのはコヴィーニ・エンジニアリング代表のフェルッチオ・コヴィーニ氏。

実際には後輪が大きいままなので投影面積は減らず、また路面との抵抗の増加は軽快感を損なう可能性も大きいのだが、個人の情熱は時として物理法則を超越することがあるようだ。

C6Wは380psを発生する4.2リットルのV8エンジンを搭載して後輪を駆動する。トランスミッションは6MTで、最高速度は300km/hに達するという。発売も考えてはいるようだが、まだ具体的なことは決まっていない、とのこと。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る