【ニューヨークモーターショー05】日産スポコンは ティーダ 3ドア?
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アグレッシブなデザインは、アメリカの「スポコン」チューニングを意識して生まれたもので、日産関係者は「デザインチャレンジの一例として紹介するだけ」としている。
しかし、かつて『シルビア』はスポコンに人気の一台だったが、現在の日産にはチューニングを楽しむ若者向けのモデルがないのも事実。
業界筋にはこのスポーツコンセプトに量産化の可能性があるのでは、との見方もある。
大胆なエクステリアデザインだけではなく、インテリアにもハイテク技術がふんだんに使われ、シートはレースタイプバケット。まさに、スポコン意識がもりだくさんだ。
しかし日産によると、もし量産が計画された場合、デザインはもう少し大人しめのものになり、価格も『セントラ』(日本名『サニー』)を下回る、ファーストタイムバイヤーをターゲットにしたものになる、という。
そう、ライバルはずばりトヨタのサイオンなのだ。
このところ大胆なデザインの導入で注目を集める日産だけに、スポーツコンセプトがどのような形で市場展開されるのか、楽しみでもある。
《Sachiko Hijikata, US editor》