道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、3月18日でETCセットアップ台数が累計で600万台を突破した。
500万台達成から600万台達成の期間は2カ月で、400万台達成から500万台達成の3カ月よりも1カ月ほど早く達成した。また、2001年3月のサービス開始から4年で600万台に達した。
600万台に達成した要因として、日本道路公団など各道路公団の普及促進のための各種キャンペーンや、各道路公団で実施している深夜割引などの割引サービスが考えられる。
また、ETCが利用可能な料金所の拡大も増加の要因のひとつと言われている。もちろん、3万円、5万円の高額ハイウェイカードと各種回数券の廃止もドライバーがETCを導入した大きな理由のひとつだ。
ETCのセットアップ数が増加したことに対応し、ETCの平均利用率も32.7%と上昇している。その結果、料金所渋滞が徐々にだが緩和され、ETC装着車以外もその恩恵をわずかだが受けている。