トヨタの中国工場で クラウン がラインオフ

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トヨタの中国工場で クラウン がラインオフ
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トヨタ自動車と第一汽車集団公司の乗用車生産合弁会社の天津一汽トヨタ自動車有限会社は、中国天津市経済技術開発区にこのほど完成した同社第2工場で、高級乗用車『クラウン』(中国語名=『皇冠』)のラインオフ式を実施した。

式典には、中国の中央・地方政府関係者、日本政府関係者、サプライヤー、販売店関係者など約1000人が出席した。

主催者の天津トヨタの竹本総経理が「クルマづくりは人づくりをモットーに、若い社員のエネルギーを成長と発展につなげ、天津が中国自動車産業の最も大きな基地の一つになるよう、頑張っていきたい」と挨拶した。

トヨタの張社長も「更地から建屋建設までゼロスタートから手がけた第2工場は、一汽集団とトヨタの合弁事業の象徴的工場。トヨタの乗用車の原点とも言うべきクラウンを、海外で初めて中国で生産することで、中国の高級車市場の高まりに応えていきたい」と挨拶した。

天津トヨタは、2002年10月に小型車『ヴィオス』の生産を開始、2004年2月には『カローラ』の生産を追加した。このほど完成した第2工場は、高級乗用車の専用工場として数々の最新鋭設備を導入。全館空調システムで、徹底した砂・埃・潮風対策のため、建屋の扉を全て二重扉とした。

溶接工程にはグローバルニューボデーライン(GBL)を採用して作業性を向上させたほか、中国で初めて水性塗料を使用する塗装ラインを導入し、高品質と環境保全を両立を図ったと、している。

《レスポンス編集部》

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