パイオニア、経営効率化へ

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パイオニア、経営効率化へ
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パイオニアは23日、東京都内で企業説明会を開催し、経営効率化への取り組みを発表した。生産戦略については、グローバルな生産体制の見直し(拠点統廃合)、ITインフラ整備による生産関連業務効率化、モデル数の10%削減を行なう。

モーバイルエンタテインメントカンパニーの事業展開については、カーナビ市場は2007年に810万台規模を予測、そのうち100万台突破を目標とする。

カーナビのアフターマーケット事業の今後の展開として、日本では市場は低迷しているが、高シェアを維持し、HDD AVN(AVネットワーク)一体機ラインアップを拡充する。

北米では、市販で初めてXM交通情報に対応したAVN一体機を導入、欧州では、AVN一体機次期モデルを導入する。中国市場には来春カーナビゲーション導入予定。

カーオーディオのアフターマーケット事業では「既存」オーディオと「新価値創造」に大別、既存オーディオではCDプレーヤーエントリーモデルの商品力を強化する。

新価値創造では、アップル『iPod』アダプター、欧州向けブルートゥース対応CDプレーヤー、Airware(ポータブルXM受信機)、北米シリウスチューナーなどを展開する。

パイオニアはすでに1月末に2005年3月期連結業績見通しを修正しており、営業収入は7300億円/前期比+4.2%、営業利益は20億円/同−95.4%、当期純利益80億円の赤字という予想を発表している。

《高木啓》

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