「万博会場まで確実に座っていきたい」という方にお勧めなのは、名古屋駅(名鉄バスセンター)から長久手会場に直行するシャトルバスだ。他の交通機関に比べて地味な存在なのだが、もしかして「これが勝ち組の選択かも」と思わせるところもある。
このシャトルバス、高速道路を駆使して名古屋駅から長久手会場をダイレクトに結ぶ。
リクライニングシートを備えたハイデッカータイプの大型観光バスが使われることや、高速道路を走行することから定員乗車となるため、確実に座れることが最大の特長だ。
道路を使うために渋滞が心配されるが、今回の愛・地球博では会場周辺への一般車両への乗り入れが禁止されるため、突発的な事故が発生して通行止めにならないかぎり、定時運行となると予想されている。
名古屋駅から会場までの所要時間は35-40分程度となる。
運賃は大人の片道が1000円、往復チケットは大人1500円とリーズナブルなので、往復ともバスが良いという場合にはこちらを事前に購入しておきたい。愛・地球博の会場は広大なので、往路はともかく、帰路は「確実に座れる」ということが重要になってくるかも。
注意しなくてはならないのは、シャトルバスは東ゲートに隣接したバスターミナルを発着すること。
リニモで会場に入る場合には北ゲートを利用することになるので、同行者と待ち合わせする場合などにはこの点を注意したい。東ゲートと北ゲートを連絡する通路には待ち合わせにも使えるスペースもあるので、こういうところを利用するのも良いだろう。
お勧め度…★★★★★(満点)
費用…名古屋駅から会場まで片道1000円、事前購入の往復券は1500円
所要…約40分