カーナビを盗まれるクルマは…やっぱり

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日本損害保険協会は25日「保険データによる自動車盗難実態調査」の結果を公表した。既報のとおりカーナビ盗が急増しており、車上荒らし(車上ねらい)で、カーナビを盗まれるミニバンが特に多いことがわかった。

車上荒らしで被害にあった物品とクルマのカテゴリーをそれぞれ分けて見ると、ミニバンの車上荒らし件数のうち、36.6%がカーナビを盗まれている。全車種合計の件数では、25.5%がカーナビの被害だ。

また今回、初めてCDなどのソフトの被害を調査したところ、オーディオの被害が多い軽自動車では、付随してソフトの被害も多いことが分かった。

カーナビ/オーディオ/CDなどのソフト/その他(%)
●全カテゴリー:25.5/20.2/6.2/48.1
●ミニバン:36.6/14.4/5.8/43.2
●軽自動車:17.0/36.9/10.7/35.4

バッグ類の被害は全カテゴリーでは8.7%だが、高級乗用車で15.3%、輸入車で14.9%と2倍近い被害となっている。またタイヤ/ホイールの被害は全カテゴリーでは5.3%だが、スポーツカーでは22.9%と、4倍以上の被害。

ミニバンは家族や仲間とドライブに行くのでカーナビが必要、日常の足の軽自動車はお気に入りの音楽をかけながら乗る、高級乗用車・輸入車ユーザーはそれなりに高額の金品を持ち歩いている、スポーツカーユーザーは足回りに金をかける……、と、ごくふつうのカーライフを反映している。

同調査は毎年11月に実施しているもので、今回は04年11月に損害保険会社が保険金を支払った4326件を対象に分析した。

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《レスポンス編集部》

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