ニッセイ同和損害保険は28日、自己株式の市場買い付けと消却を実施したと発表した。株主利益と資本効率の向上がねらい。
今回3月1日−24日に東京証券取引所で取得した自己株は114万5000株、総額6億4850万7000円で取得した。2004年12月24日の取締役会で決議した自己株取得の上限は300万株、16億5000万円。これまでの取得累計は279万5000株、15億2405万8000円となった。
また28日付けで消却した自己株式は10万株で、消却前発行済み株式数の2.44%に相当する。自己株取得と消却により、1株当たりの利益を高める。