ボルボ『V70』に限定車として設定された“ダイナミックエディション”のベース車は、170ps/22.9kg-mのスペックを持つ、中間グレードとなる2.4が選ばれている。V70にはこの他にも、同じ2.4リッターエンジンで140ps仕様のベースグレードや、209psを発揮する2.5リッターターボもラインナップされるが、価格を抑えなおかつ限定車のプレミアム感を演出するには2.4がベストなチョイスだっただろう。
横置きに搭載された直列5気筒の2.4リッターエンジンは、低速トルクから高回転の伸びまでバランスが取れている。ターボの胸のすくような加速感も魅力だが、2.4でもじゅうぶんなパフォーマンスを持っており、日常的な使用で力不足を感じることはないだろう。加えて高速道路の直進安定性などのスタビリティなどの面では、ターボに引けをとらない。
サスペンションもしなやかさを持っており、17インチのアルミホイールを装着している割には、路面からの突き上げも上手く抑えられている。インテリアは鮮烈な印象に仕上げているが、走りのほうはボルボらしさを維持した、落ち着いたフットワークにまとめられている。
ボルボカーズジャパン マーケット企画部 岡田勝也さんは「2.4リッターエンジンは05年モデルでスペック的には変更はなかったのですが、低排出ガス化など細かい改良を加えドライブフィールも向上していると思います」
さらに「ダイナミックエディションは1200台の限定販売です。遅くとも半年以内には完売すると予想されますが、1200台の末期になると好みの内装色とボディカラーの組み合わせが選べなくなってしまう可能性もあります」と語る。
このインテリアとV70の走りに惹かれるものがあったなら、早めにボルボ販売店を訪れて鮮やかなシートの色使いや質感を、実際に自分の目で確かめてほしい。




