米国の格付け機関のスタンダード・アンド・プアーズは、米国フォード・モーターの長期債の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたと発表した。
フォードが、2005年12月期の業績見通しを下方修正したため。フォードの金融子会のフォード・クレジットの長期債格付けもネガティブに引き下げた。
フォードの格付けはすでに投資基準として最低レベルのBBBで、今後格付けを引き下げた場合、投機的格付けのジャンク債となる。
すでに、GMがフォードと同様に、格付けが引き下げられており、米国自動車メーカーの経営不振が目立っている。