iPodに対応するのはカーナビ(HDM-555)だけではない。オーディオヘッドユニット(センターユニット)についても、専用インターフェイスを介せばiPod接続が可能だ
ヘッドユニット用のインターフェイスは『KCA-iP500』というもので、価格は税込みで1万500円。一方のケーブルをヘッドユニット裏に装備されたLXバス(CDチェンジャー接続用バス)に、もう一方をiPodに接続する。
中間には10cm程度の箱があるが、これが専用インターフェイスのキモとなる部分。この箱が翻訳機の役割を果たし、iPod内に収録された曲タイトルなどの日本語表示を可能としている。HDM-555は専用の接続ケーブルでiPodと接続するが、この箱に相当するものは本体に内蔵されているという。
もちろん、日本語表示を行うためにはヘッドユニット側の対応も必要となる。カタログには現行モデル10機種の対応が表明されているが、フルドットFL管を備えた全角漢字表示対応ヘッドユニットであれば、2003年以降に発売された機種(確認済みなのは『DPX-07MD』、『DPX-730』、『DPX-930WMP』、『FX-9000』、『FX-9100』の5機種)でも対応する。