長野県警・高速隊に「遊撃隊」発足

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長野県警は8日、既存の高速隊を補助するかたちで、出動範囲を特に定めず、全県規模で柔軟かつ集中的に取り締まりを行う「遊撃隊」を発足させ、同日午前に発足式を行った。活動自体は3月下旬にスタートしており、当面は12人の隊員が任務に当たる。

これは長野県警・高速隊が明らかにしたもの。同隊は長野県内の高速道路インターチェンジなどに5カ所の分駐所を設け、ここを拠点として日々の取り締まりや事故処理などを行っている。

しかし、長野県内の高速道路においては、昨年1年間で全国最多となる23人が事故で死亡しており、逆走や無謀運転などが事故原因としても目立つことから、既存拠点にこだわらず、県内すべての高速道路で柔軟かつ集中的に取り締まりに当たることのできる別動部隊の創設が必要として検討を重ねてきた。

その結果、隊員12人からなる「遊撃隊」を全国で初めて設置。長野市内に拠点を置き、県内の高速道路すべてをフォローすることになった。

既存の分駐隊が人的面などの理由でフォローすることができない部分を埋めるように配置され、取り締まりや高速走行抑止を目的としたパトロールの任に当たる。

県警では「遊撃隊の活躍により、長野県内の高速道路における死傷者を減らしていきたい」とコメントしている。

《石田真一》

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