車内に飛び込んだ被害者を見て、パニックに?

自動車 社会 社会

9日、長野県長野市内の市道で、乗用車が歩行者をはねる事故が起きた。クルマは歩行者をはねた後に暴走し、道路を逸脱して農家の作業小屋に激突。運転者と歩行者の2人が全身打撲などで死亡している。

長野県警・長野南署によると、事故が起きたのは9日の午前2時30分ごろ。長野市篠ノ井東福寺付近の市道(通称:オリンピック道路)で、道路を歩いていた47歳の男性が、34歳の男性が運転する乗用車にはねられた。

クルマははねた男性をボンネットに乗せたままの状態で約200mを暴走。その間にクルマは街路灯数本に衝突。これをなぎ倒しながら走り抜け、最終的には道路を逸脱し、隣接する畑の中にある農家の作業小屋に突っ込んだ。

この事故でクルマにはねられた男性と、クルマを運転していた男性の双方が全身打撲などで死亡している。

現場は見通しの良い片側2車線の直線道路。歩行者が道路を歩いていたのか、それとも横断しようとしていたのかは定かではない。

事故を起こしたクルマはフロントガラスの破損が大きく、警察ではクルマにはねられた男性がガラスを突き破って車内に飛び込み、それを見た運転者がパニックに陥って暴走に至ったのではないかとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  4. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  5. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る