80歳、自分のクルマにはねられ死亡

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12日午前、東京都目黒区内の私道で、駐車中のクルマが無人のまま動き出し、逃げ遅れた80歳の男性がクルマとブロック塀の間に体を挟まれて死亡する事故が起きた。

クルマは死亡した男性が所有するもので、警察ではサイドブレーキの掛け方が甘かったものとみている。

警視庁・目黒署によると、事故が起きたのは12日の午前10時ごろ。目黒区上目黒付近の私道で、ワゴン車を運転していた80歳の男性が、前方で路上駐車している軽トラックに気がついた。

道路の幅員は狭く、そのまますれ違うことは困難だったこともあり、男性は路上にクルマを駐車。軽トラックの運転手にクルマを移動してもらうように頼みにいった。

男性が路上で軽トラックの運転手と話をしていたところ、ワゴン車は突然後退を始めた。男性は後退してきたクルマの存在に気がつかず、クルマに押し倒されるような状態となった。

クルマは男性を巻き込んだまま後退を続け、男性の体はクルマと近くにある民家のブロック塀の間に挟まれた。男性はすぐに助けだされたが出血がひどく、近くの病院に収容されたものの、全身を強く打ったことが原因で間もなく死亡している。

現場は坂道となっており、警察では男性がサイドブレーキをしっかりと引かずにクルマを降りたことが事故の原因とみている。

《石田真一》

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