80歳、自分のクルマにはねられ死亡

自動車 社会 社会

12日午前、東京都目黒区内の私道で、駐車中のクルマが無人のまま動き出し、逃げ遅れた80歳の男性がクルマとブロック塀の間に体を挟まれて死亡する事故が起きた。

クルマは死亡した男性が所有するもので、警察ではサイドブレーキの掛け方が甘かったものとみている。

警視庁・目黒署によると、事故が起きたのは12日の午前10時ごろ。目黒区上目黒付近の私道で、ワゴン車を運転していた80歳の男性が、前方で路上駐車している軽トラックに気がついた。

道路の幅員は狭く、そのまますれ違うことは困難だったこともあり、男性は路上にクルマを駐車。軽トラックの運転手にクルマを移動してもらうように頼みにいった。

男性が路上で軽トラックの運転手と話をしていたところ、ワゴン車は突然後退を始めた。男性は後退してきたクルマの存在に気がつかず、クルマに押し倒されるような状態となった。

クルマは男性を巻き込んだまま後退を続け、男性の体はクルマと近くにある民家のブロック塀の間に挟まれた。男性はすぐに助けだされたが出血がひどく、近くの病院に収容されたものの、全身を強く打ったことが原因で間もなく死亡している。

現場は坂道となっており、警察では男性がサイドブレーキをしっかりと引かずにクルマを降りたことが事故の原因とみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る