焼死した男性、任意で聴取を受けた人物と同一だった

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3月30日、富士河口湖町内の山林で乗用車が炎上し、車内から男性1人の遺体が発見された事件について、山梨県警は12日、発見された遺体は埼玉県狭山市内に住む41歳の男性であることを最終的に確認した。

この男性は3月26日に静岡県内の東名高速道路で発生した12歳少女のバス転落・死亡事故に関連したとみられている。

山梨県警・富士吉田署によると、問題の事件が起きたのは3月30日の午前10時45分ごろ。

富士河口湖町西湖付近にある「野鳥の森公園」に近い山林(樹海)の中で、ワゴン車1台が炎上しているのを同署員が発見した。車内から運転者とみられる1人の焼死体が発見された。

発見されたクルマは、3月26日に静岡県焼津市内の東名高速道路で発生した12歳の少女のバス転落・死亡事故の際、「バスの後続付近を走っていた可能性が高い」と、事故の捜査を行っていた静岡県警・高速隊が判断。発見前日の29日には事故当時このクルマを運転していた41歳の男性から任意で事情を聞いていた。

男性に対する調べは翌日にも予定されていたが、男性はこれに応じないまま姿を消しており、取り調べが予定されていたほぼ同時刻に炎上したクルマが発見されている。

警察では焼死した人物のDNA鑑定を行って身元の確認を急いでいたが、死亡したのは行方不明になっていた男性と最終的に断定した。

遺書などは残されていないが、車内に第三者と争ったような形跡がないことから、事故発生を苦に自殺を図ったものとみられている。

《石田真一》

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